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大勢決す [軽井沢だより]

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おおぜいではない。タイセイである。

アメリカ共和党の大統領候補の予備選挙は第一コーナーにも達しないうちに決まった。といえば、お前は競馬を知らない、まして政治の世界を知らないと言われそうだ。一寸先は闇といわれる世界、そういわれても、仕方ないし、終わって赤恥をかくのも覚悟の上。

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Mit Romneyという人、なんだか完璧な経歴。女性のからむ醜聞なし。Obama氏と同じくHarvard Law Schoolの優等生.中傷の的のBain Capitalの経営手法は、Schumpeterのいうcreative destructionだと弁護される。

問題は実につまらない、魅力がない、カリスマがないということだそうである。選挙資金はたっぷり。

其の欠点を探すのが難しいので、中傷合戦に陥るのか。今、所得税をどれだけ納付しているか、課税税率はどうなのかと言われて15%と答えているとか。

以上はエコノミストの最新号のカバーストーリーを読んで書いた。モルモン教の信者だが、これを問題にしてはいけないとも言っている。

but he can hardly risk saying that it is not really any more incredible that God communicated His plans to man in upstate New York in 1820 than He did in

Palestine in 0AD." ...

これはこれは理解するのに苦労する。この教義の歴史を知らない人は、私もそうだが、何を言っているのかまるで分からないだろう。

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実は私はこの宗教の信者にアメリカにいるとき本をもらった。モルモン経という本だった。モルモン信徒はお経を読むのかと思った。日本語版だった申し訳ないことに一ページも開かなかった。

今はどこにあるか分からない。読んでいれば、この意味がすぐに理解できたのかどうかは、分からない。

どうもこの宗教の創始者が1820年ニューヨークで、14歳のとき、神が二人現れ啓示を受けたとされることをさしているらしい、そしてこれは神が紀元0年にパレスチナに現れたことより確かだというようなことを、ロムニーがしゃべったら候補指名は非常に危ないことになるということらしい。

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面白いのは、CEO of America?と表紙で表現していて、Presidentとは言わないことだ。経営者としての評価が先行しているのかもしれない。

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エコノミストは、共和党候補指名が終わると,どちらを支持するかを発表する。イギリスの新聞なんだから、随分余計なお世話だと、思っているが、世界の購読者に向けて発表するのだ。

いつも思うが、各国のリーダーに対する、批判はまことに厳しい.自国の首相だって容赦ない。どこかの首相を昔、恥を知れと書いていた.前イタリア首相とは、訴訟騒ぎを演じていた。

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さて、民主党か、共和党か。いや、オバマか、ロムニーかというべきか。

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america's next ceo

http://www.economist.com/node/21542767

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I Watanabe


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急がば回れ [軽井沢だより]

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野田改造政権は一体改革の中核をなすものかどうか分からないが消費税増税法案を次の国会でなにが何でも成立を図る意気込みだ。

不退転の決意で臨み、不成立の場合は解散も辞さずと、いう雰囲気だ。

解散すればよいと思う。

万が一、成立した場合は、どうなるのか。

万事めでたしめでたし、なのだろうか。

成立したほうが、よっぽど禍根を残さないだろうか。

増税の開始は2014年ということだが、先の話である。

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民主党の政権獲得時には、消費税は上げない、歳出削減で当面しのぐ、無駄をなくすといっていたわけだから、今これを忘れて増税すると言うのは、党の立場に立てば、してはならないはずだ。

増税実施する前に、選挙をして、国民の信を問うというのは、まったく理解できない。法律を成立させておいて、其の法率の事後承諾を得る、ということになるのではないか。

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国債発行が限界というのは、今に始まったことではない。

ユーロ危機を利用して、危機感を煽るのは、はっきり言えば下劣としか言いようがない。

日本のマスコミも一緒になって増税やむなし、今すぐの雰囲気作りに加担しているかに見える。

野党も増税やむなしに同調しているかに見える。

勘ぐりになるかも知れないが、本当は解散を恐れているのではないか。

再選に自信が持てない与党議員と、党勢の伸張に自信ない野党議員を駆って国民の信を問わない法案を可決するのか。

時間がないといって、民主政治のルール無視は、将来国債破綻の比ではない禍根をのこす。

今日本の政治は政党政治の崩壊寸前といっても良い状態だと思う。

堂々、増税が不可避なら、少しは今後5年、10年の財政収支の予測ぐらい国民に見せたらよさそうなものだ。やれ、8%、10%というが、それがどのくらいの意味を国家の財政にあるのか、示さず、待ったなしというのは、あまりに国民を愚弄するものだ。

このような説得の過程を省略して、政治をやるのは、独裁政治に他ならない。

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現政権は積み残しの宿題を早くやるのが、先決だ。どんな宿題があるのか忘れちゃったのか。あくまでも、結論を出すのは国民なのだ、政党でもなければ、また其の政党の党首でもない。

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解散、選挙やむなし。

急がば回れ。

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I Watanabe


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絵に描いた餅 -2/2 [軽井沢だより]

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どうでも言いや、というモラルの退廃だ。これは目に見えない。はっきり意識されないけれども、知らぬうちに退廃した雰囲気を醸成する。とっくにそうなっているかも知れない。政治不信という言葉はもはや、何の意味もない。それは、あまりにも、普遍化していて、空気と同じ状態だ。

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1年交代で総理が交代して、目先を変える、なんだかこれは、詐欺に会っているような気がする。党が約束したことが行われず、党首を代えて、其のことが、約束不履行の言い訳になっている。交代のたびに新政策になるというのは、毎年のように方針転換が行われるということになる。ひどいのは、前の政権が言っていたことが党首、すなわち新総理によってひっくり返されることだ。

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増税を実施法制化する前に、信を問うといって選挙が前提であったことが、そんなことがあったことすら、忘れ去られている。

増税やむなしは、主流になりつつある意見だが、節操もなくといいたくなる。

おまけに与党は最大野党の自民党に、これはもともとそちらも推進をしていたのだから、反対すべきでない、という。何だ、それじゃ、野党の政策を与党が推進しているのか。

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とにかく約束不履行でありながら、政権政党がそのままというのは、それだけで、重大な事態だと思うが、もっと重大なのは、それが,糾弾されないことだ。糾弾しない有権者は、もともと公約などどうでも良かったということか。

この事態はもはや病膏肓といってよい。

どうしたら、この状況から抜け出せるのか。

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党首が変わる事態になったら解散、総選挙という不文律を作ったらどうか。

そんなことをしたら、1年ごとに選挙しなければならないという心配は無用である。議員諸氏は、とても頻繁な選挙運動に耐えられない。

有権者、国民もそんな事態は許さない。

自ずから,自制作用が働き、画餅はなくなり、真剣に公約を作るようになり、総理の在任期間も2年以上ぐらいにはなる、と思う。

あまりに楽観的か。第一そんな不文律は、現状の国会議員の言動から期待できるのか。

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出来る、出来ないの問題ではない。

これこそ、待ったなしではないか。

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I Watanabe 
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絵に描いた餅 -1/2 [軽井沢だより]

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このごろ自分の頭の中がもやもや、混乱している。

どう考えたら良いのか、迷っている。

民主党は政権をとったときの公約を全然果たしていないそうだ。

政権はまだ続いているのだから、全部反故にしたわけではないと、言われるかも知れないが、私は、これはないと思う。もう約束など忘れている。

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当初の目論見どおりの約束が、果たせない理由は、どだいはじめから出来っこないことを約束した、絵に描いた餅だった、というのだろうか。

それで、政権獲得したのだから、出来なければ、責任をとらなくて良いはずはない。

党首を取り替えたのは、責任を取ったことにならない。

有権者は党首を選んではいない。間接的に選んでいるのだ、だから責任を取っているなんて詭弁だろう。国会で選んでいる、だから良いのだ、という理屈?も、買えない。

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公約はなにが何でも、果たすべきものだ。石にしがみついても、実行しなくてはならない。今まで、このような、必死の姿勢を、総理、所属議員が示したか。

要するに、党として示したか。

誤解をされたくないのだが、この絵に描いた餅が、良かった、悪かったという評価を今しているわけではない。言いたいことは、した約束は守れ、といっているに過ぎない。馬鹿な、世の中そんなに簡単じゃない、杓子定規だといわれるかも知れない。有権者が投票所に向かうのは期待するからだと思う。期待の内容は千差万別、単に自民党に幻滅して、今度は民主党にしてみよう、というのから、このマニフエストは良い、実行を期すまで、あると思う。

約束破りは、気がつかないうちに、国民の側に不信、そしてあきらめの気持ちを生む。

I Watanabe


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読んでがっかりしない本 -2/2 [軽井沢だより]

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Double slit experimentという、実験のことからこの量子力学の説明が始められる。電子が粒子でありながら波動性を示し回析現象を起こす。実に不思議。電子は、同時にあらゆる場所に跳ぶ、あらゆる場所に存在しうる。こんなことって、本当か、といいたくなる?

世の中不思議なことってあるんだ。

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トランジスターについて一章を割いて説明している。トランジスターは確かにニュートン力学じゃ説明できない。

これほど世界を変えた発明、発見はないからだ。インターネットの普及を見ればそれは自明だ。

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現在話題のHiggs bosonについての記述もある。この粒子が、存在することが確かなものになった場合の量子論がどういうものになるのか、書いてあるが、私の理解する範囲を超える。

電子が瞬時に,ナノ秒後に、跳んで、1cm先のところにもあり、何十光年先にもいける、となると光速を超えるものはないという理論はどうなるのか。心配することはない、超えないというのは情報のことだといわれると、狐につままれる。 .だが、不確定原理のいっている、所詮人類は自然Natureを確率的にしか把握できない、というのは重いと思う。最後の章で星の一生の最後を説明している。これは、数式がたくさん、たくさんであきらめた。

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ところでこの本のタイトルは、

Quantum universe:everything that can happen does happenだ。

実はこのeverything that can happen does happenの意味がわからない。

このタイトルで一章があり、Heisenbergの不確定原理が説明、導入されている。

この原理は、私などは、あちらを立てれば、こちらが立たずぐらいに考えていた。だが数式が出てきて電子、量子の位置とその運動量の不確定性の積が、プランク定数になるといわれても、ちんぷんかんぷんだ。この原理は量子理論の中心的な役割を演じているのだそうだが、人間の知りうる限界を示していて、宇宙、自然を確率的にしか、把握できないのだそうである。

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確率的に把握することは、決して,曖昧ということではない。

確率を使うことによって出来た理論は、実験によって確認され,予測も出来、その予測が実験で確かめられる。

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確率0は,現象が発生しない、確率1で発生している、とか存在しているという。では0と1の間の数字が出てきたら、発生しているというのか、発生していないというのか。もちろん答えは、確率0でなければ発生する、というのが答えだ。

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絶対にそういうことは起きません、というのは確率0ということになる。

これは“想定外”という言葉からずいぶん懸隔のあることである。

想定しないというのは、確率の計算を拒否することになっている。拒否するとは、どういうことか、それは,フツウの人間でもしないことだろう。

正直、はじめに言ったとうり、いくら入門書といっても、ついていくのは、きつい。

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Richard Feynmanが採用した針が一本の時計を使って説明している。Feynmanは天才であり、道化者といわれたそうだが、後に天才がはずされ、道化だけになったそうだ。もちろん冗談だろうが、道化すら、演じることすら出来ない身には、量子論は、理解できなくても、落胆しなくてよいことを確認した。

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追記:

この本の著者二人の一人Brian Coxは今イギリスで引っ張りだこらしい。

発刊は2011年の9月だが、Economist2011年の科学技術部門の最良の本の筆頭に挙げている。

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Big bang

http://www.economist.com/node/21536548 

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I Watanabe

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読んでがっかりしない本 -1/2 [軽井沢だより]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2012-01-01-2


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読んでがっかりしない本 -1/2 [軽井沢だより]

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西島さん、添付原稿を投稿します。

2週間ぐらい前に、読了したのですが、実は今再読しています。

アメリカでも、量子論をわかりやすく説明するKaku Mikioとかという日系3世がいるそうですが、いま、Brian Coxは劇場でcomedianと共演でこのparticle physicsを説明しているかに、書いている記事もあります。

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I.Watanebe

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読んでがっかりしない本

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最近量子力学の入門書みたいな本を読んだ。

読んだといったので、理解したとは、いえない。

有名なノーベル賞学者が、量子力学は普通の人は理解できない、といっているそうである。

なぜか?

それは、直感からあまりにも外れた理論だから。

直感といわないで、常識といっても良いが、常識は時と場所とともに変化する。

この本は常識を変えようとしているように思える。

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物体が同時に2地点に存在する,なんていうことは、直感では把握できるものではない。これではアリバイという、重要な犯罪捜査に使われる手法が成立しない。

もはやニュートンの力学は成立しない。大きなものにはニュートン、量子は量子力学という住み分けはないという。

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第一法則の慣性の法則、力を加えられないと、物体はそのままの状態を維持する。これは間違いである。動いている、ただ人間の目がそれを確認できないだけだ。

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この本の著者の著述の仕方は、実に洒脱、ウィットに富む。

すらすら読める。数式が出てきてもわからなくても良いと、いっている。もっとも数式といっても高等数学、微分積分は出てこない。

でもサイン、コサインはとっくに頭から消えている身には、中に出てくる数式についていくのは相当につらい。

読み返して、それでも駄目なら、この結果を信ぜよ、という。

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読んでがっかりしない本 -2/2 [軽井沢だより]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2012-01-02


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 [軽井沢だより]

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こんな話を読んだことがある。

Stephen Hawking博士が公開講義をおこなった。

内容はもちろん、宇宙の成り立ちの話、ブラックホールとか、その類だと思う。

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教室の後ろに座っていた老婦人が突然質問した。

どうしてこんな馬鹿げた,とんでもない話をするのか。

地面は平らで、あり、この地面は亀の上に乗っているのだ。

博士はひとつ困らせてやろうと考え、逆に質問した。では、その亀は何の上に乗っているのか、と。

婦人こたえていわく、親亀の上にのっている。こんなこと、あんたは知らないの。

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この話は本当のことかどうか知らないが、これは博士に勝ち目はない。親亀は何に乗っているのかといえば、亀はいくらでも無限に登場する。

亀とは、実は神話のことではないか。

ここで言う神話とは、ギリシャ神話のことじゃない。生まれてこのかた、ずっと信じてきた、もろもろのことだ。

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考えてみれば、自分が正しいと信じていることは、与えられてきたものがほとんどでは、ないか.1+2は2というのは、最初教えられる。自分でも納得する。10本の手の指で納得できる。

だが円周率が無限小数だというのは、納得しているのだろうか。

指折り数えて納得したという人はいない筈だ。こんな風に思うと、自分は亀の上にずっと乗ってきたように思う。それは、今でもそうだ。

.自分の頭で考えるということは,言うは易く、行うに難しである。

人類は民主主義という考え方を、作った。

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私が小学校に入学して、まもなく敗戦ということになり、教科書に墨を塗り、これからは民主主義だと、教え込まれた。

このとき以来民主主義は、日本人の大部分の人たちに神話となったのではないか。自分たちで勝ち取った考え方ではない、納得したものではない。

教えられたこの考え方は、民が自分で考えることを前提にしているものだと思う。そうでなければ、民主という言葉は意味がない。

さて、今どのくらい自分で考えてたとえば投票しているのだろうか。

いたずらに選挙権を拡大することが、民主主義か。

制度には目的がある。良い政治を目標にするなら、どうしたら良いかが最初に問われる。それは何なのか。

私自信に確たる答えがあるわけではない。

ただ、少なくとも、自分で答えは用意できないかと思う。

いい加減、亀の上に乗るのだけは、やめようと思う。

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安全神話の崩壊 村尾鐵男

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2011-12-24-2

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I Watanabe


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Iron lady [軽井沢だより]

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Am I an iron lady, no I am an ironing lady.

これは映画iron ladyThatcher を演じたMerriyl Streep の冗談だそうだ。英語のままでないと、このjokeはわからない。

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最近号のNEWSWEEKDr.Amanda Foremanの文章を読んだ。

映画批評かと思ったら、ぜんぜん違う。これはAmanda Foreman THATHCHER論であり、(結句)現代の政治家、なかんずく国会議員への批判である。それも主要国といわれる国々の議員であり、日本の議員がこれを読んだとしたら、何かを思わないとしたら、情けないといわざるを得ない。

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全部を取り上げて、書くわけにはいかないから、下記の文章を例としてあげる。

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Equivocation enraged her. When as leader of the party she thought some Tories were showing deviationist liberal tendencies—“wets,” she called them—she marched into the headquarters of the Conservative Party clutching a book by Friedrich Hayek and proclaimed: “This is what we believe.”

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Equivocationとは言い逃れ、あいまいに表現してその場を糊塗する、というのは、毎日嫌になるほど見聞きする。これに激怒する人々は、あまり見なくなった。怒っているように見えても、それが見せかけのごとく、有権者に演技をしているようにしか見えない

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誰のことを言っているのか、たとえば日本の政界で。もしこの問いが、私に向けられたとすれば、I will be enraged!!!

言わずもがなではないか。与党、野党を問わない。この人々を見よ!!!

Wets. 意気地なし!!!

Hayek ああの名前は知っていても、読んだことがない。だが、これが党のリーダーとして、それがHayekであろうがKeynesであろうが、どちらにせよ、これがThis is what we believeというリーダーを求めたい

I believe でなくWe believeだ。それがリーダーだ

わが国に野球の世界以外に鉄人はいないのか。 Telegraphhttp://www.telegraph.co.uk/culture/film/starsandstories/8944206/Meryl-Streep-what-amazed-me-about-Margaret-Thatcher.html  The Economisthttp://www.thedailybeast.com/newsweek/2011/12/18/meryl-streep-film-and-eu-debates-bring-maggie-thatcher-s-moment.html  I Watanabe
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Re: Back to basics [軽井沢だより]

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大嶋さん、早速cpsenergysiteを見ました。

具体的にいわゆる省エネのテクニックが紹介されていて、寒冷地に住む身にも興味深いものがあります。

最近断熱、防音に効果ありという塗料を知りました。宇宙ロケットに採用されているとか、名前はガイナです。本当に宣伝どうりかどうかは、確認しているわけではありませんが。

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2、3年前、台風のせいで当地は大停電に陥り、確か2、3日電気なしになりました。倒木で電線、電柱が被害をうけたためです。

中部電力は名古屋からも、大動員で復旧にあたりました。

停電は、1、2時間の範囲なら、そんなに大きな影響はないかも知れないが、交通システムへの、影響は大変だというのは、実感としてわかります。

東京へ向かう道路は、大渋滞を引き起こしました。

ポータブル発電機で信号機を動かしている場所もありました。この発電機、まじめに購入を考えました。

いまや、トイレのことはさておいても、調理も炎のないIHとかいうものでやる時代、電子レンジも電気なしでは動かない、冷蔵庫の中身は腐るという始末。

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Back to basicsとは、よく言ったものです。現代人は便利、早いというものにしか、価値を見ないかの如し。

日本の電力の質、多分最高でしょう。周波数、電圧変動のレベルも含めて。

だが、お値段も最高かも。毎月の領収証に太陽光発電促進賦課金なるものが、含まれているのですが、不勉強でどういうからくりになっているのか,わかりません。

制度疲労については、まったく同感です。

人か、制度か、どちらが今の日本の停滞の原因かといえば、制度だと思います。この制度の範囲は官僚組織にとどまらず、統治の構造から考えるべきだと思います。

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何か、大言壮語しているような気がしてきました。失礼しました。

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(参考)ガイナの効果

http://www.nissin-sangyo.jp/kouka/index.html

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I Watanabe


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Back to basics [軽井沢だより]

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大嶋さん、ご無沙汰しております。

月曜日に配達されたEconomistを読んでいたら、San Antonioの電力のことが載っておりました。

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記事はlinkにあるように、短いものですが、ちょっと面白いというか、考えさせるところもあります。

日本で流行ったエコポイントと似たところもある政策を例のObama政権のstimulus packageの資金を利用して、やっている、とかTexas一番のりで石炭火力を廃止するとか、書いてありますが。

もっともこれはEPAの基準に適合する一番安い方法だといっている。

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興味を引くのは、地方自治体が電力供給者になっていると、政治家はグリーン化がやり易いというように、意味が取れるように書いてある。(私の語学力から、あまり自信がありませんが)。

近くのAustintechnocentric cityunusually strong renewables standardを持つとも書いてあります。

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結語的にenergy efficiency approachは幅広い支持を受けやすく、利は容易に達成でき、コストは妥当で、リスクは比較的に小さい、とある。

電力の需要増加に対応する第一の方法は効率よい機器を使用することだ、San Antonioは2020年までに、10%効率化を目標にする(771mw).

再生可能エネルギーだ、原発だという前に電気を使わないことだ、とある読者のコメントがあります。

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私は、日本も電力供給は地方自治体の責任にしたらどうなのか、などと思いつきで考えました。それぞれの地域で使う電気はその地域で生産する。これを原則にしたら、どうなるのか。今の大都市、東京、大阪、名古屋など集中化現象はなくなり、分散化する。

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馬鹿なことを言うな、日本はアメリカみたいに国土が広くないのだ,という叱正の言葉が聞こえる。

それにしても、今の生活は、電気ありきになっている、トイレさえ電気が止まると水が流れない、流す方法はあるが、下水道がない地域では、浄化槽がストップする。

こんな環境に誰がした!!!

それは多分みんなでしたのだ。

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Clean power , back to basics

http://www.economist.com/node/21533432 

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I Watanabe


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時に海を見よ [軽井沢だより]

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今日、スピーカーの修理をしながら、NHKのラジオヴィタミンを聞いていました。立教高校の校長の”時に海を見よ”という卒業生に送ったメッセージの再放送を聴きました。

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震災直後に卒業式を中止して、これを祝辞に代えてネットで送ったものだそうです。村上アナウンサーがこれを朗読して、大きな反響があったのだとは、知りませんでした。

大学に行くことは、海を見る自由を獲得するためだともいえる、とはなかなか、素晴らしい言葉です。

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http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/

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I Watanabe


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Japan marks 6 months since earthquake  [軽井沢だより]

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このlinkNBR Japan forumで紹介されたcaliforniaの新聞に掲載された写真です。一目瞭然で言葉は要らない感じです。

寄せられているコメントが英語以外のものがあるのに気がつきます。

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http://blogs.sacbee.com/photos/2011/09/japan-marks-6-months-since-ear.html 

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I Watanabe


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polite life (guard) [軽井沢だより]

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ある本(The way of all flesh, by Samuel Butler)を読んでいたら、今までお目にかからなかった成句 "polite life"に出会った。

丁寧な、とか、礼儀正しい生活では、ピンとこない。

字引を引いても成句としては説明はない。googleで探すと結構使われる表現のようだ。だが明確にこうだという説明は見当たらない。たぶん洗練された生活(どういう生活なのか、聞かないでほしい)、とか上流の生活(これも意味は説明できないが)として置こう。

Butlerの本では、polite lifeには自分だけの空間が必要だといっているので、簡単にこうだと言い切れない

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polite life guardというyoutubeの動画があった

http://www.youtube.com/watch?v=_eMaelKWuQ8 

プールの見張りが、やおらメガホンで5分間クローズするからプールから皆出ろ、トイレ休憩だという。空っぽになったプールに見張りは台の上からユーユーとプールに降り、peeする。プールの周りは皆大笑いしている。

見張りは、peeし終わると監視台に戻り、ladies and gentleman , pool is now open againというところで動画は終わる。

どうもこれは、polite lifeそのものじゃなさそうだ。google searchpolite lifeが含まれる成句を探したので、polite -life guardというsiteを見つけたのだ。

この見張りがpoliteとは、決して言えない。むしろrudeだ。が、強いていえば、ladies and gentlemanに始まる呼びかけから、締めくくりまで、至極丁寧な口調だから、投稿者は、十分皮肉をこめてpolite life guardというタイトルにしたのだろうか。

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私は思うに、politeなのは、このプールに来ていた人たちなのである。

動画には憤慨している人は写っていない。皆笑っている。大笑いしている人が多数のようだ。

勘ぐると、自分もひそかにこんな経験があると、思っていたのかも知れない。実は,さっき。。。。

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I Watanabe


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Re: 悪循環:カネは天下の回り物 [軽井沢だより]

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西嶋さん、ご無沙汰しております。

このごろは、新聞、テレビの政界論評は、なんだかあまりにばかばかしく思えて、雑誌の文芸春秋も、もううんざりという心境になり、読む気になれず、購入すらしなくなりました。

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私の書いた文章を参照されたようですが、内容ももうよく覚えていないのですが、はなはだ、恐縮します。

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毎月の健康診断と思われているようですが、昨年末に総合病院の患者が多すぎて、近所の病院にいけばよろしいという整理対象に入り、6ヶ月ごとの内科検診のみです。

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今、ESL57という英国製の古い静電スピーカーの修理に時間をとられ、文章を書く暇がないという言い訳をしておきます。

一段落したら、また寄稿させてもらいます。書くほうはお休みですが、読むほうは少しはしています。

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Samuel Butler The way of all flesh.

大学教養課程の英語の教本にこの著者の本が使われた記憶があります。The way of all fleshだったか、Erewhonだったか覚えていませんが。

Francis Fukuyamaの The origin of political order.

両方とも読みかけですが、もし挫折せず、読了しましたら、感想を書こうかと思います。

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The way of all fleshとはすべて生き物は死ぬ、聖書にある言葉から来ているのだそうです。

英国のヴィクトリア女王時代の道徳批判、Darwinの種の起源の影響があるとか、ないとか。

フクヤマの書、フランス革命までの統治の成り立ちを政治学者の立場で書いた論文で、日本の政治がどうしてこんな有様なのかわかるかも、と読んでみるといえば嘘になる。Japanという単語は、まだ読みかけ3分の1だが、1度か2度で中国についてはページ数を割いています。発達した統治の形,官僚の実力本位での登用を完成した最古の国だというわけで、ギリシャ、ローマから始まる歴史、政治の歴史とは、ちょっと違う。

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ここら辺で失礼します。

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渡辺育雄

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近頃、ぼくあずさが考えること「おカネ」 [一般]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2011-09-01-4


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善光寺の戒壇めぐり [軽井沢だより]

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雲上殿.jpg善光寺に花見に行った。(4月の24日)

初めて内陣に入って戒壇めぐりをした。

本尊の下をめぐるとご利益があるのだそうで、500円の投資をした。

狭い通路を一回りしてくる。狭いだけじゃない、本当に真っ暗で、手探りで進む、前にいる人だって見えないから、手を差し伸べないといるのかいないのか、まるでわからない。一寸先は闇である。

ようやく光が見える出口に達してほっとする。

考えてみると、これが世の中ではないか、思う。

お天道様は毎日上ると、思っていても、それは、今までそうだった、というだけのことだ。写真は雲上殿の桜花、クリックで拡大します。

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話が変わるが、今から、ほぼ半世紀も前のことだが、東電の新入社員になり、研修中のことを思い出す。

変電所に行った。所長が施設の説明をしてくれる。

開口一番、こう質問した。

皆さん、変電所で一番大切なものは、なんだと思いますか?

誰も答えるものはいなかった。

答えは、蓄電池だ。

変圧器でもない、遮断機でもない。高圧、大電流は、高圧の空気でアークを吹き飛ばして遮断するため、エアコンプレッサーが必要だが、これでもない。大事なのは、電池だ。

変電所だから、外部電源確保などということは、笑い話にもならぬ。

なぜ、蓄電池が枢要なのか。

それは、現状を認識することにある。

操作盤に、変電、送電の状態が表示され、この表示によって、操作が行われるのだから、表示の電源が一番大切だということだ。

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私は、研修を終えて発電所の建設に短い間従事した後、職を変えたが、妙にこの所長の説明は覚えている。

所長のその後はおろか、相貌も覚えていないが。

半世紀まえの電力供給は、火主水従に変わる時代だった。

水力発電から、重油を燃料とする火力発電が主流になろうという時代だった。今重油専焼の発電所は、数少ない。(私の従事した発電機は陰も形も無い、建屋がない、更地になっている。)

LNGの時代だ。そして原子力

50年かけると、主流が変わる。それなら、これから50年かければ、電力、あるいはエネルギーの供給の形態を代えるのは、できるのでは無いか。

暗闇では、先が見えないが、しかし明かりがあっても、その気が無ければ、何も見えないかもしれない。

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I Watanabe


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NBR のforum [軽井沢だより]

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西島さん、受け売りですが、NBR forum の紹介で今日見たyoutubeの動画です。

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quote:

It would be interesting to read Forum members' reactions to the radiation readings these two nihonjin measured on their April 6 car trip towards Fukushima, as well as the general scene of destruction, ghost roads and towns, and stray dogs...

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原発避難区域は犬や牛の群れが闊歩する無法地帯に ☜お勧め 

http://www.youtube.com/watch?v=mHWvbisFg0I&feature=player_embedded 

Pete Williams

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end of quote.

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P.S.

マイケルさんの投稿の元になったMITのサイトを紹介します。

大分内容が変わっているように思います。

Modified version of original post written by Josef Oehmen

http://mitnse.com/2011/03/13/modified-version-of-original-post/

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Ikuo Watanabe


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新燃岳の衛星写真紹介 [軽井沢だより]

火山の噴火というと、関心を人一倍持たざるを得ない。テレビでも紹介された衛星写真のサイトです。

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http://earthobservatory.nasa.gov/NaturalHazards/event.php?id=48946

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I Watanabe


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WikiJapan [軽井沢だより]

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最近日本でリーク事件があった。

法務大臣が更迭になる事件だった。

大臣の名前はもう忘れたが、国会の中で起きている事態を、こともあろうに、国会の外で暴露したのである。

何でも国会というところでは、内閣の国務大臣が、野党の議員の質問に答える委員会があって、これを質疑とか審議とか言うらしい。

国会は最高議決機関であるから、さぞかしレベルの高い議論が行われているはずだと、思うのは当たり前だが、そんなことはありません。野党の質問に詰まったら、二つだけ覚えていればよい。

この魔法のような答弁内容は、ここに書くまでもないし、記すに値しない。

更迭された御仁は、しかし、このような答弁で国会というところは、すんでしまう、まことに、しのぎやすいところであるということを、国会の外で暴露したのだった。

議論、討議は一人では出来ない。二人以上の登場人物がいて成立する。

だから、質疑が空疎かどうかは、どちらか一方が責任を負うというわけにいかない。

この魔法のような答弁は、実は、たびたび繰り返されているのではないだろうか。

テレビ国会中継で何度も聞いたような記憶がある。

とにかく、自ら参画する国会のあまりにも程度の低いことを暴露したからと言って、騒ぎ立てる野党も野党だが、それではと、さっさと首を切る与党も与党である。

さすがに、ちょっとこれはおかしいと、いう評論も見ないではないが、及び腰のものばかり。

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付けたしだが、最近読んだリークに関する論評を一つ。

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From WikiChina

http://www.nytimes.com/2010/12/01/opinion/01friedman.html?hp 

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I Watanabe


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carpe diem [軽井沢だより]

”糸の切れた凧”の続編にはならないのだが、

Martin Wolf の金本位制復帰についての記事の読者のコメントを読んでいたら、carpediem.comというサイトに遭遇し、Horatiusという詩人の詩の中にcarpe diemという言葉が出てくること初めて知った。

Carpe diemはラテン語で意味は今日をつかめ、seize the dayということだ。

そして、このcarpe diemがテーマになっている映画Dead Poet Societyがあり、動画サイトで全編128分見ることが出来た。

日本語の題名は”今を生きる”だ。

この動画のサイトは上海が根拠地のように思える。

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中国語は読めないからこれは、推量だ。美国(アメリカ)映画ばかりでなく、法国(フランス)、英国、日本、露国のものも、見られるようになっているが、どういうわけか日本の映画は、日本では駄目ということになっている。

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映画の内容は、ここでは書かない。

この動画は、台詞が大きく英語でscreenに出るので、筋を追うのにあまり苦労しない。私の感想は、これを見た中国語のこのコメントに共鳴する。

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’最后一幕超感人的’

http://v.youku.com/v_show/id_XOTYzNzc0MzY=.html   .

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I Watanabe


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糸の切れた凧 [軽井沢だより]

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糸の切れた凧は舞い上がるか、地上に落下する。

このような状態にある、世界の主要通貨を、どうしたら安定させられるか、と言うのがイチバン大切な問題で円高、ドル安は一端の問題と捉えたのか知らないが、Martin Wolfという人が、Financial Timesに寄稿しているのを読んだ。

どこかで金本位制に帰らないと、安定しないという主張があるらしいのだが、これを論破しているのだ。

金(gold)が糸巻きの役割を演じ、金の保有高が通貨の供給を抑制する。政府はむやみやたらと紙幣を刷りたがる。

読んだが、なるほどとか、そうだ、そうだとはいえない。半可通の私には、無理だ。

しかしながら、いまさら金本位制は馬鹿げていると、理屈はともかく、思う。ジャーどうしたら安定した通貨システムになるのかは、書いてない。

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Wolf氏の論文はさておいて、

日本では、為替介入をやったが、効果はないのははじめからわかっていたはずだ。

だのに介入したのは、単なるジェスチュアだったに違いない。

どこに向けたジェスチュアは、言わんでもわかる。

実質実効為替レートを考えれば、今の日本でのイチバンの問題はデフレなのだと思う。

時が経つに従い、円の価値が、デフレ下では上がるのだから、ドルもユーロも使われている国で物価が安定していれば、どんどんこれらの通貨に対して、円は高くなるのは、ことの道理だ。円が高くなれば輸入品は安く買える、ますます物価は安くなる。

輸入に頼る原油とか資源は安くなるので、悪いことばかりではないはずだが、輸出で、成長してきた、日本は、中々最初に輸出ありきの呪縛から抜け出せない。

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Could the world go back to the gold standard?

http://blogs.ft.com/martin-wolf-exchange/2010/11/01/could-the-world-go-back-to-the-gold-standard/

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I Watanabe


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日本がうらやましい? [軽井沢だより]

珍しい、実に稀有のことだが、アメリカ人、それもノーベル賞受賞経済学者のPaul Krugmanに、日本が褒められた。

しかも日本の経済状態をである。こんなことが、起こるとは、予想しなかったことだ。

これぞまさしく、想定外の事態である。

先ほど読んだNew York Timesの論説欄(Op-ed)に、Krugmanが寄稿して、米国経済の状態を論じている。

彼の持論だが、オバマ政権の取ってきた、景気刺激策は生ぬるい。

もっと、どーんと、カネを市場に供給しなければ、言い換えれば、もっと借金をして、政府支出を増やさなければならなかったし、今もそうだと言っているのだ。

2008年のリーマン破綻のときから、一貫して同趣旨を主張している。だから、今の英国、ユーロ圏の政策には、真っ向から反対の立場である。

どうして、日本の今が、良いのか、いや、良いといっているわけではない、アメリカに比べてまだ、ましだといっている。

そして共和党が中間選挙で勝勢なので、これを心配している。共和党の勝利は、破滅を意味するといるようだ。

実のところ、ちょっと前までの議論の趨勢は、日本のような、デフレと不況だけにはなるなというのが、アメリカ、ヨーロッパの政府の合言葉だったように思う。これが、日本がうらやましいになったんだから,180度の転換だ。

Krugman一人の意見をもって、180度の転換というのは、言い過ぎかも知れない。

私の個人的見解といい直そう。

今後のこのop-edに対する反論を待たなければいけないかも知れない。

だが、日本がこれで喜ぶ理由は、皆無なことは、明らかだ。

単に,向こうさんが、日本より悪い状態い陥っただけなのだ。

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Things could be worse:

http://www.nytimes.com/2010/09/10/opinion/10krugman.html?hp

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I Watanabe


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消化し易い、為替レートと消化し難い為替レート-4 [軽井沢だより]

以下はこのレートと言うよりは、指標についての感想である。

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マックインデックスが、特殊理論であるとすれば、この実効レートは、一般論である。時系列を考慮し、輸出国相手を、ウエイトずけして、いわば時空を拡張している。

ただ、マックインデックスのような、市場の相場が適正,公正、Fairというような評価はしない。

だが、単純に円高だ、円高だといっても、一面どころか一端しか捉えていないような、議論とは無縁である。

.世界の金融、財政の当局者は百も承知のレートの推移なのだろう。

もちろん、日本の企業にとって、輸出先が米国がほとんどのところにとっては、このレートはあまり意味はない。

だが、このレートのことを、政府関係者が口にするのを聞いたことがない。また、一般紙にも掲載されたのは見ていない。

その意味でも、このレートは、一般国民には消化が難しいものなのか。

レートそのものの考え方は、大して難解とは、思えない。

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エコノミストが掲載している、グラフは1990年から今年の多分8月くらいまでを示している。この期間の平均が指数110付近にある。平均は、2005年を基準年にすれば、この20年ほぼ10%円高の実質実効為替レートだった、ことを見せている。だが、2002年を過ぎてからちょっと前までは、円安だった、と言うことは、頭に入れておくべきことで、企業の財務担当者が、想定した為替レートと今のそれが、違いすぎたというのでは、その任にあらずということも、ありうる。

最後に、日本の総理がチョイチョイ変わる、よくない、というが、これはまりにも当たり前だ。が、それにもまして財務担当大臣は、総理よりも在任期間が短い。酔いどれ大臣から、数えて何人がこのポストに座ったのか。政治主導などという言葉は、絵空事のように思える。

今回の円高の原因、起因は何かの議論は、政府のほうから聞こえてこない。

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エコノミストの記事は、Race to the bottomとなっていて、ドル、円、ユーロがそろって錘を手にして海に飛び込まんとしている絵が付いている。

この意味することは、私の理解では、この3通貨はすべて安くなる理由こそあれ、高くなる理由がない、と言うことだ。

それは、それぞれの国、地域の今の経済、財政状況を見ればわかる。

ヨーロッパは緊縮財政に走ろうとしている。米国は、雇用が改善せず、景気刺激をまたしなければならない。

日本は、ご覧のとうり政局遊びで、円だけが買われるというのは、どう考えても、世界で遊んでいる金、運用先を求めているカネが、一時的に回ってきた、と言うことではないのかと思う。

今回の円高は、米国が持ち直さない限り、止まらないという議論を見る。私には、それが正しい、正しくないなど言う、資格、知識はないが、十分ありそうなことだ。

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余計なことかも知れないが、エコノミストという雑誌は、世界の大統領、総理、中央銀行、政府高官、大銀行のトップの執務机の上に載る。通貨当局者、証券会社ももちろん、購読している筈だ。

記事の中に、不都合なことが書いてあれば、しかるべき高官が反論を寄せる。コメント欄を読んだが、あまり参考になるコメントはない。たった11しか無かった。もし反論が、あれば、Lettersというところにあるはずだ。残念ながら、最近はこの欄は読んでいないのでなんとも,言えない。

もし反論らしい反論が、日本を含めて当局者にないとすれば、この記事は、 “不都合な真実”なので黙殺されたのかも知れない。

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市場介入と言っても日本単独でやっても、効果は限られる。

米国、ヨーロッパは、日本は、米国、ヨーロッパの政府と交渉するのだろうが、肝心の財務大臣が会議に臨んで、“Hajimemashite、How do you do, everybody.”で勤まるのだろうか。

まったく消化に悪いことばかり。

日銀総裁は、実質実効為替レートを自分のところで作成しているわけだから、金融緩和策が,“実効“が、無いことをよくよく承知しているに違いない。

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Race to the bottom

http://www.economist.com/node/16792926?story_id=16792926

図録 実効為替レート

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5072.html

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I Watanabe


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消化し易い、為替レートと消化し難い為替レート-3 [軽井沢だより]

実質実効為替レート

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この円高のときに、それほどでもない、本来もっと早くから円は高い評価がされるべきだったのだ、という意見を言ったら、袋叩きに会うだろうか。

これに近い意見が、載っている エコノミストの記事に遭遇した。グラフがついていて、real effective exchange rateとなっている。ソースはIMF恥ずかしながら、こういう為替レートは、今まで知らなかった。

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記事は、これを見れば、日本円は、過去4,5年円安で、今の円高は、それを修正しているに過ぎない、と言っているように理解した。

実質実効為替レートとは、一体何なのか。

円が高い、と言うのは当然何かと比較して高い、低いを言うのだが、ある時点の円レートと比較する。それを2005年とする。

この時点で、円がドルに対しての価値を購買力で比較するには、日米双方の物価指数を考える。米国ではインフレで率が5%、日本ではデフレでー5%とすると、物価を考慮すると米ドルは1年経つと5%減価するし、日本円は5%価値が上がる。これは、円はドルに対して、1.05/0.95=1.105だから10.5%高いレートでなければならない。.この時点で相場が100円が1ドルなら、実質実効為替レートは、1.105ドルとなる。

実質実効レートで、考慮するもう一つの重要な点は、輸出の相手先を、一国に限らない。日銀の数字は15カ国を考慮に入れる。2005年、日本輸出総額に占める対輸出国の割合は:

アメリカ   25.8%

中国       15.4%,

ユーロ圏 12.3%

韓国 9.0%

台湾 8.4%

タイ   4.3% 以下略

だった。

これらの国との毎日の市場為替レートを、幾何平均し、輸出国の割合を加重平均して算出する。そして、2005年を基準年として、レート100として、その前後の毎月のレートを、算出してゆく。これを各国の中央銀行が行っている。国際決済銀行のサイトに各国の結果がexcel formatでダウンロードできるようになっているのは、確認した。

以上の説明では、物価指数を考慮することを先にしたが、実効の本来の意味は、輸出国相手の輸出総額が、実効の意味で、物価指数は、このレート指数が実質か、名目かを、言うものと思う。

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I. Watanabe


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Dirigent Ozawa , Amerikaner und Japaner [軽井沢だより]

Ozawaという名前はアメリカでは小澤征爾を意味する。彼は、中国瀋陽生まれの日本人だが、アメリカ人でもある。

彼は、今年食道がんの手術を受けて、活動を中止していたが、最近松本で、復帰した。だが、短い音楽しかやれない。  New York Timesにインタビュウが掲載されていた。

小澤はBoston Symphony Orchestraの音楽監督を29年やったが、話す英語は、idiosyncraticだそうである。よく見かける言葉だが、いまひとつその語感が伝わらない。辞書に,特異な、と言う訳がある。あるいは個性的とでも、言うことか。

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アメリカ、カナダを通算すれば40年だそうだが。Interview中で、彼は言うのだが、彼は、言葉より、体で音楽する、伝える、と言っている。

しゃべるのは、どの言語を使用しようと苦手らしい。体の動きで指揮をするから、余計腰に負担がかかる。退院しても、腰が、よくなくて歩行が、困難らしい。

アメリカ人だが、Boston loyalistという表現で、彼がいかにBostonに愛着を持っているか、記事は語る。

Celtics:なんでもこれはBostonをホームとするbasket ballのチーム、野球のRed Sox, FootballPatriots

このinter viewerOestreichという人は始めて読んだが、大分小澤に思い入れがあるようだ。

現地松本に早くから来て最初の演奏会から、聞いているようだ。

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小澤は、ちょっと前まで、Wien State Opera OrchestraMusik direktorだったから、Austriaの新聞もこの復帰をかなりの数のmediaが伝えている。

Kurzecomeback Stardirigent Ozawa、が代表的なタイトルだ。

Austriaでも、今年の始めから、病は報道されていたし、Wiener State Operaの音楽監督の交代は、大事件になる。

ドイツ語は苦手で、ほとんど分からないが、comeback,starが、ドイツ語に取り入れられているのは、認識できる。

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この記事を離れて、この指揮者の知らなかった面を私なりに調べた範囲で書く。

征爾という名の由来:板垣征四郎と石原莞爾から一字ずつ取った。

NHK交響楽団を喧嘩して、飛び出した。このときのことを自分で語っている。

アメリカ式に細かく団員に指示した。反発された。

指揮者が指示するのは当たり前のように思うが。これが言葉より全身で指示、指揮するようになった原因かと思うのは、勝手な私の想像である。

指揮者に言葉が要らないわけではないだろうが、自分のやりたい音楽を指示するのに言葉より、全身でそれを表現するのが、得意な人のほうが多いのだ。

タクトの動きだけでは、表現しきりきれないということかも知れない。全身の動きで、表現する指揮といえば、Gustavo Dudamelなんか、その典型かと思われる。

言葉だろうが、体の動き、表情だろうが、団員全員を自分の意思に従わせるのは、簡単ではないと思う。

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カネの力で、この問題を解決する方法がある。政治の世界では、常識だが、カネの力は、どの世界でも強い。

自分でオーケストラを設立する。

英国の指揮者Thomas Beechamは、資産家だった。Royal Philは、その一つらしい。思うがままに指揮をして、思いどーりの、自分の音楽を作った。

私はこの指揮者の指揮したものは、かなり聞いたほうだ。

では、お金がない人はどうするか、それは、銀行に駆けつけることだ。

こんなことに、銀行は貸さないと思うのだが、チャンとそろばんが合えば、貸す。もっとも、どこの国の銀行もそうだという一般化は出来ないが。

ポーランドのピアニストKrystian Zimmermanは、自国のあまりにも有名なショパンのピアノコンチェルト(2曲ある)の演奏に常日頃不満を持っていた。

自分は、ピアノを弾く立場でも、弾きながら指揮をする立場でも、思いどーりの、自分の解釈するショパンにならない。いつも違う、違うと思いながら、演奏するのは、つらい。

銀行か知らないが、多分ポーランドの銀行に相談したら、融資が成立した。

自分で、このショパンの協奏曲だけ演奏するオーケストラを作り、自分で弾き、指揮して、演奏旅行、録音もして、その収益は、返済に十分だったそうだ。

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私もこのCDを持っている。その演奏が、ほかのピアニスト、指揮者のものとどう違うのかは、私には、書くことは出来ない。忘れた。

指揮者の指揮の仕方を垣間見せる、DVDを見たことがある。

中にRichard Straussの指揮をちょっと見せたものがあり、それを別の指揮者, 確かOtto Klempererだったと思うが、解説していた。Berlin Philの定期演奏会。

だるそうに、棒を振っている。だが、しばらくすると急にその動きが早くなる。説明は、こうである。演奏会終了後、決まって仲間とカードのゲームをするのが、いつものことだった。早く遊びたいという気持ちが,テンポの変化となって現れていたのだそうだ。

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なるほど、Richard Straussは、体を張って、自らの意思を表明していたのである。

テレビで小澤は、演奏会場で,詫びていた。自分でも、復活を期していたのだから、それが十分出来なかったのは、つらいし、第二の人生の始まりとおもっていたのだ。

Richard StraussのオペラSalomeも振る予定だったのだ.

それが、チャイコフスキーの弦楽セレナードの一部たった7分だけになってしまった。

“この次はバッチリやります。”

これは、正真正銘の日本語だ。

これはちっともIdiosyncraticではない。

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Slowly,painfully,

http://www.nytimes.com/2010/09/09/arts/music/09ozawa.html?ref=global-home 

Austria news search

http://www.open-info.org/index.php?q=Dirigent+Seiji+Ozawa&type=news 

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I Watanabe  9/10/2010


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チャーチルとケインズ [軽井沢だより]

チャーチルは日本で評価の高い政治家のように、思う。

本国の英国では、それほどではないようだ。

彼は有名な演説を何度もしているが、演説だけじゃ駄目なようだ。その演説も、レトリックが古臭いという評価があるのを、New Yorkerで読んだが、この辺になると英国人、米国人、英語を母国語とする人にしかわからない。

ケインズは、チャーチルを軽蔑していたそうである。それも終生。

それには、因縁がある。それも、為替の問題に端を発する。

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第一次大戦が終わって、英国は、金本位制に復帰した。面子だけかどうか知らないが、対戦前の平価で復帰した。

フランスは、実力をよく承知していたか、どうか知らないが、平価は切り下げた。

結果として、英国は輸出競争力を失い、不況になり、フランスは、ホクホクしたということだ。

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ケインズは、大蔵省に在籍していたこともあるが、この時点で、在籍していたのか、今、私は不明だが、英国のこの戦前の平価での金本位制復帰を,”世紀の愚行”と、激烈に非難した。

時の大蔵大臣はチャーチルだった。大蔵省は、”大蔵省見解”という弁護文書を出す羽目になったそうだ。この文書は読んだことはないが。

その後、チャーチルはケインズに、言い訳したそうだ。

私も、君と同じ見解だったのだが、周囲が許さなかった。

これで、すっかり、チャーチルは男を下げた。

この話は、どこまで本当か、どうか、分からない。

ともかく、為替レートの取り扱いは、深慮の要ることだけは間違いない、と思う。

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I Watanabe


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消化し易い、為替レートと消化し難い為替レート-2 [軽井沢だより]

ところで、為替レートの正当な、公平な評価は、時間というものを、考慮しなければ、ならないと思う。

今、円高だ、円高だという背景には、過去の交換レートに比べて、高いといっているのだ。

物価の動向の時系列的変化も大きく影響している。そして、場面を各国間貿易という場面に移せば、各国との貿易額、ことに輸出額という因子が加わる。

つまり、物理学に習って言えば、マックインデックスは特殊理論である。ある時点での、比較であり、アメリカドルを、ベースにして、つまりアメリカという国の通貨が、基準となって,過大、過小だという。日本なり中国の世界に流布している商品を選んでこのような指標を作ることは可能だと思う。今のマックインデックスの表示を組み替えて、円を基準に高い、低いと表示することも可能だ。

だが、いずれにしても、一時点の一商品の購買力を基礎においた指標である。

公平な評価とは、言い難い。

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現在のインデックス表示はアメリカが、基軸通貨国であることを追認しているように見える。

だが、視点を変えて、立場を変えて、自国通貨を基準に見ることは、どこでもいつもおこなっている。円高、円安という表現はいみじくも、これに他ならない。

日本でドル高、ドル安ということはあるが、それは、円には責任がないというためである。

自国の立場で、何でも考えるというのは、当たり前で、外国さんがどう考えようと、知ったことではない。私はこのような意見に反対しない。むしろ大賛成だ。この自国至上主義とも言うべき、考え方は、しかし限界がある。

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他国も同じように考えているから、衝突する。これが貿易で言えば、保護主義だ。保護主義は、いろいろな形式で行われるけれど、WTOに加盟していれば、あまり、露骨なことは出来なくなった。それでも時々アメリカは、やるが。

通貨を他国の通貨より安く誘導すれば、輸出が有利になる。そこで、どこの国も安くしたい。輸入製品は安く輸入したいが、輸出のほうが、大切だ。

本当は輸入品が安くなったほうがよい電力会社は、原油価格は料金に転嫁できるので、高かろうが安かろうが、関係ない。

円高、円高で日本企業の収益が何十億円、なん百億円減益になるというのは、全部の企業でないのはもちろんのことだが。

そろそろ脱線しかかっている。消化不良になるといけない。

ここでいったん打ち切る。消化し難い為替レートについて、続いて,書く。

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Burgernomics

http://www.economist.com/node/16646178?story_id=16646178 

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I Watanabe


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消化し易い、為替レートと消化し難い為替レート-1 [軽井沢だより]

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為替とは不思議なものだ。

海外に出かけて、訪問先の国の通貨に両替しただけでは、円の実力というものは、実感できない。使用しないと、その価値は分からない。タクシーに乗ったり、食事をして通貨の価値が分かるというのも、嘘だと思う。

通貨の価値が同じというのは、その通貨が、同じ購買力を持つことだ。さすれば、自国で食べたものと同じものを食べて、値段が安いか、高いか自国の通貨に換算して始めて実感できるのだ。だから、ちょっと旅行に出かけて安い高いなんていうことは、ほとんど不可能だ。

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ビッグマックインデックスという指標みたいなものがある。英紙エコノミストが定期的に発表する。

マックの値段を世界各国の値段で表示し、その国の通貨が,過小か過大評価されているか、分かるといっている。

これは、分かりやすい為替レート、消化しやすいレートと言っている。Digestibleには、分かりやすいという派生した意味があるからだと思う。

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マックハンバーグを、食べたことがない人でも、インデックスは消化できると思う。

今年7月のデータでは、たとえば、アメリカで3.73ドルのマックが、日本で320円だった。単純に320割る3.7385.71ドル85.7円というレートになる。.

実勢市場レートは1ドル87.2円だから、販売価格の320円はドルで3.67ドル。要するにアメリカ人が、ドルを持って日本に来れば、2%安くビッグマックを食べられる、と言うことになる。これは3.67/3.73イコール0.98, つまり2%市場ドルレートが、ドルが円に対して高い。円安2%。

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中国の人民元は、どうか。3.73ドルのマックが、13.2ユアン、だから13.2/3.73答えは3.54ドルとなる.。一方市場のレートは1人民元6.78ドルだから、3.54/6.78イコール0.5248%の過小評価を人民元はドルに対してされていることになる。市場レートが、こんなレートになっているのは、もちろん中国政府が人民元renminbiをドルに連動させていて、しかも人民元を大幅に安く設定しているからだ。

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これでは、アメリカは怒る。ガイトナー、バーナンキが北京に行って交渉した。少しは効果が現れたようだが、ほんの少し。この例は今年7月の数字だ。

マクドナルドは世界120カ国にあるそうだが、全部の国のマックインデックスがあるわけではない。

エコノミストは、このインデックスは素晴らしいものだが、欠点があることも認めている。だが、一商品だけで、世界の通貨の評価が出来るわけがない。

しかしながら、各地のマックはその地の物価を反映している。その意味では、一面的に、市場価格の為替レートを評価していることにならない。がまた、物価を反映しているといっても、家賃と賃金が大きく影響するから、これらが非常に安価な国の通貨の評価には、無理があるとも言っている。先進国、ユーロ、円などは、一定の評価が出来るといっている。

(2)に続く


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政治とカネ [軽井沢だより]

政治とカネという言葉を聞くとウンザリする。

政治とカネは切っても切れないのは常識なのに、何故問題になるのか、理解しがたい。

政治資金という言葉が、表わしているように、政治とカネは国家公認のことである。

”政治とカネ”の間にある”と”というのが曲者である。”と”は要らない。政治とカネは密着しているといって、断じてはばからない。

はっきり、政治家と賄賂といえばよい。これならはっきり分かる。問題の所在がよく分かるというものだ。

政治家に、カネを提供する、言い方を変えると。献金することは、どこがいけないのか。

法律で限度額がある、受け取ったらきちんと帳簿に記載し、届けなければいけない。

こんなことで、問題になるとすれば、あまりにも矮小なことだ、と思う。しかるべく法律遵守に努めるべし、ひどいのは刑務所行きでよろしい。だが、この場合のカネは、善意、悪意は関係ない。法違反になるか、ならないか、それだけのことだ。

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はっきり言えば、賄賂かどうか、が問題なのだろう。

政治と賄賂、こういってくれればはっきりする。これから、新聞、テレビは表現を変えていただきたい。

政治の世界では、明治の時代から、疑獄事件はあった。そうだ、昔は疑獄という表現があったのだ。政治に絡む大規模な贈収賄のことを疑獄というと辞書にある。

有名な企業名を冠した疑獄事件は、ごく最近まであった。いちいちその事件名、疑獄名を挙げるまでもない。

いくら忘れっぽいといっても、60年。70年生きている人はすぐに思い出す。

してみれば、このごろは、みみっちい事件ばかりになった。

政治資金規正法違反といわないで、政治とカネ。

大金持ちには、アリが砂糖に引き寄せられるごとくに、人が集まる。"政治家というアリ"というとアリの方が怒る。

アリは、刻苦精励して来るべき冬に備えているのだ。

カネを最高に集めた候補者が、選挙で当選する、というのはアメリカだけの話では、ない。

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英国の選挙では、集めるというより、途轍もない大金持ちが、総理になる。

どこの国も、似たり寄ったり。

日本にも大金持ちはいる。総理大臣になったが,長続きしなかった。職業としての政治家、これが何を意味するのか、はっきりとは知らない。

勝手に解釈する。

音楽家、芸術家、建築家、と言う分類も職業の分類だとすれば、政治家もその一つになるとする。

分類の仕方を変えて、自営、雇用された職業、かどうかで分類したら政治家はどちらなのか。

議員でいる間と落選した状態では、違うかもしれない。落選中は自営、任期にある間は、雇用されている。

誰に雇用されているのかといえば、国家、地方自治体に違いない。国家はこの職業政治家に手厚いのである。それこそ、かゆいところに手が届くように、保護、助成に暇ない。実を言うと、雇用される前から、候補者には、助成している。こんな職業は三日、いや一日やったら、やめられるものではない。

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言葉は正しく使おう。

政治と賄賂というのが、正しい、と言ってはばからぬ。

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I Watanabe


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stereotype [軽井沢だより]

こんなことをやって見た。

外国の新聞のサイトの記事探索欄にichiro ozawaと入れる。結果を見て読んで見る。

scandal painted power broker.New York Times 8/26 :

He is the least popular politician in Japan, bar none," said Jeff Kingston, a Japan expert at Temple University in Tokyo. "There is nobody people loathe more. He's known for backroom-fixing politics; he's last century's man, and this is his last roll of the dice. His motivations are purely selfish. Nothing he's doing here benefits the country."

Washington post 9/2

Ozawa and Kan: ‘Frenemies’ for Life?  Wall street Journal 9/3

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scandal painted power brokerはNYTだけの表現でなく、ほかのサイトでも見る。destroyerもあった。

これらの表現は、ozawa ichiroを記事にするとき使われる、常套句の感がある。

Washington Post の記事中の上の引用は、かなり厳しい。back room fixingとかback room dealingも、彼の記事には欠かせない。

WSJFrenemiesは、Naoto and Kanの関係を、Obama and Hillary Clintonの間柄にたとえている。Friend and Enemy.

どちらが、Obamaになるかが、ポイントだ。

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ほかにも、探せばいろいろと、日本での今の政治ショーを外国の新聞がどう伝えているか、見つかるだろう。

でも上の例を見れば、あまりなるほどと言わせるようなものは、ないように思う。

以前から感じているのは、日本の政治を報ずるよりも、Toyotaのリコール問題のほうが、多くの外国mediaのやることだ。

もう一つの側面は、外国の新聞、特に米英のそれは、金がない、財政的に苦境にある。

支局、特派員を、削りつつある。NYTの記事でも、記事の末尾に日本人の名前が出て協力者だとある。

外国の特派員は日本に何人いるか知らないが、記者会見で日本人の政治家の言葉をどのくらい翻訳者を解さないで理解している人が、いるのか、かなり少ないのではないか、と思っている。

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新聞というより雑誌、Newsweek, London economistの日本関係の記事は、中々一読に値するものがあると思うが、前者のほうは、このごろ日本人名のopinionが定期的に載る。

私は、economistの記事を評価する。真っ先に読む。たいてい辛らつな内容だ。だが、紋切り型の表現(stereotype)はあまり見当たらない。押しなべて、日本人が気にするほど、外国マスコミは、日本に注目しているとは言いがたい。日本の世界での地位が低下したからと考えるか、もともとそうなんだというか、それは、分からない。

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Ikuo Watanabe


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悪循環: カネは天下の回り物-4 [軽井沢だより]

その2 資金循環統計-

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国債等の保有者の経済主体ごとの保有割合の図表を見ると、金融機関が70%弱を占める。金額で言えば、500兆円か。郵貯銀行の国債の保有高は個別にでていないが、約200兆円だという。家計資産の預かり手は、金融機関であるから、かなり家計の資産は国債投資にも回っていることになる。

家計の資産構成の中に国債はあるが、直接購入のものだろう。

つまりこういうことになる。

政府は過去何十年にもわたって、国債を発行してきた。これは日銀がそれに相応する紙幣を印刷したということである。

そしてこれが回りまわって、つまり循環して家計の資産になった。その間は、あまたの企業が国債で手当てした資金で、いろいろ付加価値を作る事業をして、その企業の従業員、役員が報酬を受け取り、家計資産となった。そしてこれが金融機関の投資先として、国債を購入することになった。投資先が国債より魅力あるものが無いから。

金融機関が、国債を買って何が悪い、と言う意見もあるに違いない。お国のためになっている。本当にそうなのか。銀行は、国債という安全確実???な投資をして、何が悪い。だが、投資家は株式がさえなくなると、国債購入に逃げる。国債は逃避先なのだ。国債の利回りは結果として、上昇する。もっと根本的に考えて見れば、銀行は、企業の投資を優先しなければ、ならないはずだ。銀行にも言い分があって、規制により、しっかりした資本を確保しなければならないというかも知れぬ。今の状態が、資本確保のために国債を引き受けているののかどうか。これは、私は調べていない。無責任かも知れないが。

だが、結果として、金融機関が、70%の国債、政府の負債を、持っているのは,異常ではないだろうか。

勝手な、判断をこの統計を見てしたようだが、この統計に、私が不満を持つのは、日銀が、統計を発表するのは、資金の循環が、どうなっているかを、見せるためだとすれば、そしてこれ以外に主たる目的は考えにくいのだが、論評をつけるべきだと思う。うまく循環しているのか、どうか、どこに問題点なり、隘路があるのか、指摘してもらわないと、素人はもちろん、マスコミもどう扱ってよいのか、分からないのではないか。政府負債の額、家計資産の額を見て増えた、減っただけの判断をしているだけでは、何にもならないと、ど素人は思う。

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日銀 資金循環 参考図表、統計がダウンロードできるサイト

http://www.boj.or.jp/theme/research/stat/sj/index.htm     I Watanabe 2010-09-02(5)に続く
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